
5日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節のユニオン・サン・ジロワーズ戦で、リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航が前半のみで途中交代した理由について、6日にリヴァプールの地元紙『リヴァプール・エコー』が伝えている。
遠藤は、サン・ジロワーズ戦で中盤のアンカーポジションとして先発。相手の攻撃の芽を摘む仕事を着々とこなし、パスの起点としても奮闘した。
しかし、ユルゲン・クロップ監督は遠藤を前半のみで“お役御免”に。『リヴァプール・エコー』は、その理由について次のように分析している。
「おそらく、ユルゲン・クロップ監督がサン・ジロワーズ戦で下した最も重要な決断は、ハーフタイムでワタルを交代させることだっただろう」
「日本代表選手の交代は、(エジプト代表FW)モハメド・サラーと(ウルグアイ代表FW)ダルウィン・ヌニェスの交代と同様、事前に計画されていた多数の変更の一つだった」
「遠藤は45分間の出場で十分なパフォーマンスを見せており、8日には(ハンガリー代表MF)ドミニク・ソボスライや(アルゼンチン代表MF)アレクシス・マック・アリスターとともに先発出場する可能性を示唆している」
同紙は、サン・ジロワーズ戦における遠藤の出来を高く評価。8日に控えているプレミアリーグ第8節のブライトン戦で先発出場する公算が高いことを指摘している。果たして、8日にはブライトンの日本代表FW三笘薫と遠藤の“日本人対決”が実現するのだろうか。