
マンチェスター・Cは5日、ライプツィヒからクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオールを完全移籍で獲得したことを発表した。
数多くのビッグクラブが関心を寄せていた若き“逸材”DFが、“3冠王者”のユニフォームを着ることになった。契約期間は2028年までの5年間で、同クラブにとっては、クロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチに続く今夏2人目の補強となっている。
移籍金の額は明らかにされていないが、イギリスメディア『BBC』によると、7700万ポンド(約140億円)がライプツィヒに支払われたとのこと。この金額は、2019年夏にイングランド代表DFハリー・マグワイアがレスターからマンチェスター・Uに移籍した際の8000万ポンドに次いで、DF史上2番目に高額な移籍金となった。
現在21歳のグヴァルディオールは、強さ、速さ、巧さを兼ね備えた万能型のDFで、主戦場とするセンターバック(CB)のほかに左サイドバック(SB)としてもプレー可能。2019年に母国の名門ディナモ・ザグレブでプロデビューを果たし、2021年夏にライプツィヒに完全移籍で加入した。同クラブではここまで公式戦87試合に出場し5ゴール3アシストをマークするなど、最終ラインの主軸として活躍。DFBポカール連覇にも大きく貢献した。
また、2021年6月にデビューを飾ったクロアチア代表では、ここまで国際Aマッチ通算21試合に出場し2ゴールを記録。昨年の「FIFAワールドカップカタール2022」では、CBの主力として全7試合にフル出場し、チームの2大会連続のベスト4及び3位入賞の原動力となった。
マンチェスター・C加入に際し、グヴァルディオールはクラブ公式サイトを通じて次のようにコメント。憧れの地に降り立った喜びを口にしている。
「イングランドでプレーすることをずっと夢見てきたし、素晴らしいシーズンを終えたばかりのマンチェスター・Cでプレーできるのは本当に光栄なこと」
「昨シーズンのマンチェスター・シティのプレーを見た人なら誰もが、彼らが世界最高のチームであることを知っている。三冠という結果が、このチームのクオリティを物語っている」
「シティに加入することは、僕と家族にとってとても特別なことなんだ。ジョゼップ・グアルディオラと一緒に仕事をする機会を得られることも素晴らしい。僕は成長過程にあるし、サッカー界トップの監督の下で成長できると確信している」
【投稿】グヴァルディオールの加入にグアルディオラ監督は…