レスター率いるマレスカ新監督「最初のアイデアは選手時代にペップバルサとの対戦で生まれた」

 チャンピオンシップ(2部)のレスターを指揮するエンツォ・マレスカ新監督がイギリスメディア『スカイスポーツ』のインタビューで今シーズンへの意気込みを語った。

 イタリア出身のマレスカ氏は、1998年から2017年まで選手としてイングランドやイタリアでプレー。現役引退後は、母国にて指導者としてのキャリアをスタートさせた。セビージャやウェストハムでアシスタントコーチ、マンチェスター・Cでユースチームの監督を歴任した後、パルマの監督に就任。2022年からはマンチェスター・Cでグアルディオラ監督の下でアシスタントコーチを務め、稀代の名将から多大な影響を受けたようだ。

 ペップの“愛弟子”とも呼べるマレスカ氏は「私は素晴らしい人たちの下で働いてきた。学んだ様々なことは最後には監督として私自身の考えを作り上げる助けになっている」と現役時代を含めれば、カルロ・アンチェロッティ監督、マルチェロ・リッピ監督など数々の名将から学んだことが自身に大きな影響を与えていることを認めた。また、「(戦術の)最初のアイデアは、選手時代にグアルディオラが率いるバルセロナと対戦した時に生まれたものなのかもしれない」と述べ、後に恩師となるグアルディオラ監督から受けた衝撃を明かした。

 今後の意気込みについては、「最初の目標は、自分たちのやり方でプレーできるようになることだ。正直なところ、クラブは今シーズンでの昇格について言及しなかった」と戦術の浸透が優先であるとしつつ、「だけど、僕も選手たちも野心的なんだ」と1年でのプレミア復帰に向けての意気込みも示した。そして最後に「我々のスカッドは完全ではない」と残り1カ月を切った移籍市場の中で更なる動きがあることを示唆した。

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