
<フリードグループ・スコティッシュ女子オープン 初日◇3日◇ダンドナルドリンクス(スコットランド)◇6494ヤード・パー72>
スコットランドで行われている“全英前哨戦”は初日のプレーが終了。渋野日向子が8バーディ・ボギーなしの「64」をマークして、単独首位発進を決めた。
インコースからスタートした渋野は、出だしの10番でいきなり2.5メートルにつけてバーディ発進。リンクス特有の強風が吹くなかで、13番では1メートル、14番、15番では50センチ、16番では1.5メートルとショットが冴え渡り、4連続バーディを奪った。18番ではパー5ではセカンドをラフに入れて3打目は出すだけのピンチを迎えたが、4打目をベタピンにつけてパーで切り抜ける。
後半に入って2番で1.5メートルを沈めてパーでしのぐと、6番から3連続バーディで一気に8アンダーまで伸ばし、初日の自己ベストスコアで今季最高のスタートを切った。
渋野と2打差の6アンダー・2位にマデリーン・サグストロム(ノルウェー)が続き、4アンダー・3位タイにはキャロライン・イングリス(米国)、キャロライン・ヘドバル(ノルウェー)、ニコール・ボロッホ・エストラップ(デンマーク)の3人がつけている。
日本勢は渋野を含めて5人が出場。前年覇者の古江彩佳は、前半を2アンダーで折り返したが、後半に入ってパー3での2つのダブルボギーが響いて、2オーバー・54位タイと出遅れ。畑岡奈紗と勝みなみはイーブンパー・24位タイ、西村優菜は4オーバー・92位タイで初日を終えている。