
アストン・ヴィラは22日、レヴァークーゼンからフランス代表FWムサ・ディアビが完全移籍で加入することをクラブ公式サイトで発表した。
イギリスメディア『アスレティック』によると、ディアビとアストン・ヴィラは2028年夏までの5年契約を締結。レヴァークーゼンに支払われる移籍金は、4000万ユーロ(約63億円)+ボーナスとなるようだ。
7月7日に24歳の誕生日を迎えたディアビは、爆発的なスピードを武器とする左利きの右ウインガー。パリ・サンジェルマンの下部組織で育ち、2017-18シーズン後半にレンタル先のクロトーネ(当時セリエA)でプロデビューを飾った。2019年夏にレヴァークーゼンへと完全移籍。同クラブでは公式戦通算172試合に出場し、49ゴールをマークした。
また、2021年9月にはフランス代表デビューを果たした。FIFAワールドカップカタール2022のメンバー入りは叶わなかったが、これまでに10キャップを数えている。
アストン・ヴィラを率いるウナイ・エメリ監督はディアビの獲得に際し、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。
「彼は、私たちのアタッキングサードでのプレーレベルを向上させてくれるだろう。時には右ウイングとして、時には10番として、時には左ウイングとしてプレーし、我々を助けてくれるはずだ。彼はヨーロッパでの経験があり、まだ若い。異なるポジションでもプレーできる彼の資質は、私たちにさらなる力を与えてくれるだろう」