チェルシーMFロフタス・チーク、ミラン移籍が間近に…移籍金は総額約30億円か

 ミランが、チェルシーに所属するイングランド代表MFルベン・ロフタス・チークの獲得に迫っているようだ。27日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 現在27歳のロフタス・チークはU-8世代の頃からチェルシーに在籍する下部組織出身で、2014年12月にトップチームデビューを果たし、これまでクリスタル・パレスやフルアムへのレンタル移籍も経験。2019年5月にはアキレス腱を断裂して長期離脱を余儀なくされることもあったが、チェルシーでは公式戦通算155試合出場で13ゴール18アシストを記録している。

 2022-23シーズンは負傷離脱をしている時期もあったものの、公式戦33試合に出場したロフタス・チークだが、現行契約が2024年6月30日までと来夏にはフリーとなることや、チームが大型補強を敢行した影響でファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題を解決する必要がある状況から、今夏のチェルシー退団が噂されている。

 そんなロフタス・チークにはかつてチェルシーでプレーしていたフランス代表FWオリヴィエ・ジルーとイングランド代表DFフィカヨ・トモリが在籍しているミランが関心を示していることが明らかになっていたなか、今回の報道によると、両クラブによる交渉は最終局面を迎えており、移籍成立に近づいているという。

 また、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ミランはロフタス・チークの獲得についてチェルシーとすでに口頭で合意。移籍金は1600万ユーロ(約25億円)に400万ユーロ(約6億円)の追加オプションが付随した契約になる模様で、最終的な詳細が調整され次第、メディカルチェックが行われる予定となっているようだ。

 なお、イギリスメディア『アスレティック』では、ロフタス・チークはミランと2027年6月30日までとなる4年契約を締結することが伝えられている。

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