ネイル好きは特に注意!爪の周りが化膿する「ひょうそ」とは

「ひょうそ」という病気は知っていますか?ひょうそは、手の指や足の指の、爪の周りに細菌が感染して膿んでしまう病気のことです。ささくれを取ったらその箇所に膿が溜まってしまった…というのもひょうその症状ですね。ひょうそでどのような症状が現れるのか、どのようにして治すのが良いのかについてご紹介していきます。

ひょうその症状と原因
ひょうそ(ひょう疽)は、爪の周りにある皮膚に細菌が感染することで起こる病気です。ひょうそになると爪の周りに赤い腫れが見られ、その後ズキズキとした痛みとともに膿胞ができます。

爪を切ったとき、伸びた爪が皮膚に食い込んでいる
巻き爪で爪が皮膚に食い込んでいる
水仕事などで手指が荒れている
爪のふちにあるささくれを取った
甘皮がめくれている
剥がれたマニキュアが皮膚に食い込んでいるor刺さっている

ひょうそは上記のような原因で起こることがほとんどです。特にネイルアートなどをしている女性は、甘皮の処理やマニキュアのはみ出しでひょうそが起こる可能性があるため要注意です。

痛みが酷ければ皮膚科で診てもらうべし
ひょうそは膿が出てくれば炎症も治まり、自然と症状が引いていきます。ですが痛みが酷く、日常生活に支障をもたらすようであれば早めに受診しましょう。ひょうそは皮膚科で診て貰えます。皮膚科での検査をした後は、抗生物質の内服薬が処方されたり、抗菌剤の塗り薬を処方されたりします。ただし症状が広範囲に広がっている場合や痛みが酷い場合などは、切開で排膿治療をすることもあります。切開の必要があるひょうそはなかなか自力では治りにくいものですから、痛みがあれば我慢をせずにすぐ皮膚科へ行ってくださいね。また、処方された薬はきちんと指定された期間使い続けましょう。途中で薬を飲むor塗るのをやめてしまうと、症状が再発したり悪化したりしてしまいます。

市販の軟膏や消毒薬でも応急処置は可能
ひょうそができたとしても、忙しくて時間が取れない人はなかなか病院への予約が取れませんよね。また、病院へ行くまでの間に症状が悪化することもあります。そんなときは、市販の軟膏でも応急処置はできます。ドラッグストアで薬剤師さんに相談してみましょう。病院で処方されるものと同じようなステロイド入りの軟膏を出して貰えます。また、ひょうそができた場所は消毒して清潔を保ち、それ以上悪化するのを防ぎましょう。上手くいけば市販薬でも炎症は治まりますが、症状が一向に良くならないのなら早めに受診してくださいね。

writer:さじや

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