
インテルに所属するクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチが、サウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)のアル・ナスル移籍に近づいているようだ。25日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が伝えている。
現在30歳のブロゾヴィッチは2015年1月にディナモ・ザグレブからインテルに期限付き移籍し、2016年7月に同クラブに完全移籍となった。今シーズンは公式戦40試合に出場するなど、通算では330試合出場で31ゴール43アシストを記録。現行契約は2026年6月30日までとなっているものの、インテルとしては今夏の退団を容認している模様で去就には注目が集まっている。
報道によると、インテルはブロゾヴィッチの獲得を狙うポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが所属しているアル・ナスルと2300万ユーロ(約36億円)の移籍金で合意したという。なお、同選手は3年契約を締結する模様で、インテルでの年俸は1200万ユーロ(約19億円)程度だったものの、アル・ナスルでは2000万ユーロ(約31億円)を受け取ることになるようだ。
早ければ6月26日にも正式発表される見込みとなっており、ブロゾヴィッチがC・ロナウドの同僚になることは決定的と見られている。