
リヴァプール退団が決定しているブラジル代表FWロベルト・フィルミーノに、サウジアラビア移籍の可能性が浮上しているようだ。26日、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。
同氏によると、フィルミーノはサウジアラビアのアル・アハリと交渉を行なっており、移籍が決定寸前である模様。アル・アハリは今週後半までに同選手との合意を目指しており、すでにメディカルチェックの準備も進めている段階だという。
また、イギリス紙『デイリー・メール』によると、まだ来季の所属クラブが決まっていないフィルミーノには、バルセロナからの強い関心が寄せられていたが、いまだにどのクラブとも合意には至っていないようだ。さらに同クラブは、フィルミーノに続きチェルシーに所属するセネガル代表GKエドゥアール・メンディの獲得も画策中と報じた。
現在31歳のフィルミーノは、母国であるブラジルのフィゲイレンセでプロキャリアを歩み始めると、2010年にドイツのホッフェンハイムに加入。2015年にはリヴァプールへ移籍を果たすと、在籍した8年間で通算110ゴールを記録。クラブのチャンピオンズリーグ制覇やプレミアリーグ優勝などに大きく貢献している。
連日のようにスター選手がサウジアラビアへの移籍を決断するなか、フィルミーノはどのクラブを新天地に選ぶのだろうか。