
プレミアリーグ第18節が1月1日に行われ、ノッティンガム・フォレストとチェルシーが対戦した。
前半はボールを握るチェルシーとカウンターを狙うフォレストという構図に。フォレストは10分、自陣ペナルティエリア内でチェルシーの攻撃を堰き止めてから速攻に転じ、ブレナン・ジョンソンがスルーパスに抜け出す。相手GKケパ・アリサバラガとの一対一を迎えたが、シュートは防がれた。
試合の均衡が破れたのは16分、チェルシーが先制する。左サイドの深い位置からクリスティアン・プリシッチが鋭いクロスを送ると、対応した相手DFウィリー・ボリーのかかとに当たったボールがゴール方向へと向かう。クロスバーで跳ね返ったこぼれ球をラヒーム・スターリングが押し込んだ。チェルシーはその後もボールを支配するものの、前半のうちに追加点を奪うことはできない。
1点ビハインドで折り返したフォレストは、50分にも絶好機到来。相手DFラインの背後を取ったブレナン・ジョンソンがペナルティエリア右まで運んでシュートを放つが、これも相手GKケパに阻まれる。ホームチームの流れが続くなか、55分には右からのクロスにモーガン・ギブス・ホワイトがダイレクトボレーで合わせたものの、クロスバーを叩いて惜しくも得点には至らない。
63分、フォレストが試合を振り出しに戻す。左コーナーキックは跳ね返されたものの、カイ・ハフェルツのクリアは短く、ゴール前で混戦が生じる。セカンドボールを拾ったボリーが頭でつなぐと、反応したセルジュ・オーリエは胸トラップから右足一閃。相手GKケパの股の間を通してゴールネットを揺らした。
追いつかれたチェルシーは、選手交代で局面の打開を図る。81分には右サイドからハキム・ツィエクが左足でクロスを供給。ピエール・エメリク・オーバメヤンが合わせようとしたが、頭をかすめてボールはゴールラインを割った。
試合はこのまま終了し、勝ち点「1」ずつを分け合った。チェルシーの直近リーグ戦7試合は1勝3分3敗となっている。次節、フォレストは4日に敵地でサウサンプトン、チェルシーは5日にホームでマンチェスター・Cと対戦する。
【スコア】
ノッティンガム・フェレスト 1-1 チェルシー
【得点者】
0-1 16分 ラヒーム・スターリング(チェルシー)
1-1 63分 セルジュ・オーリエ(ノッティンガム・フォレスト)