
イワシのみりん干しの中でも、地元の鐘崎漁港でとれた新鮮なイワシを代々秘伝の手作りミリンタレで作られたものが、道の駅や地元の魚屋さんなどで購入することができます。スーパーで売っているものと比べても新鮮です。漁師の家では、それぞれのこだわりがあり、自家製のみりん干しを作っています。
地元では、イワシを半分にさばいて干している光景をよく目にします。出来立てもイワシがどんどん道の駅などの店頭に並べられ、どんどん売れていきます。新鮮な魚はすぐに食べないといけませんが、みりん干しは冷凍保存ができます。お土産にピッタリで、一度にたくさん購入する人もたくさんいます。
宗像では、みりん干しは保存食として、昔から作られています。販売者によって少し違いますが、みりん干しは3枚入って500円弱で売られており、夜ご飯の食材として買いやすい金額です。家庭では必ず冷凍庫にストックがあるくらいポピュラーな食材です。関東や関西では見かけないし、普段の食卓にはでてきません。
食べ方は、フライパンに乗せて弱火で焼いていきます。焦げやすいので注意しなければなりませんが、身がふっくらとして、パサパサした感じはありません。イワシのみりん干しには独特の甘みがありますが、食べた後は口の中に残りません。子供が食べての安心なように、作られています。
道の駅むなかたは、九州でも特に人気のある道の駅です。魚を求めて遠くから買いに来る人が多く訪れますが、イワシのみりん干しは中でも人気商品です。多くの方に知ってほしい食材です。
[写:taylorandayumi@fliker]