クマ出没想定で合同訓練 宮城県

 宮城県は、大和町まほろばホール敷地内でクマの出没を想定した合同訓練を行った。県職員や各市町村の担当者ら約110人が参加した。
 訓練は、市街地にツキノワグマ1頭が出没したという想定で実施。クマに扮(ふん)した県職員を相手に、自治体の判断に基づき市街地で発砲できる「緊急銃猟」でクマを駆除するまでの手順を確認した。県担当者は「(緊急銃猟の)手順や実際の行動を改めて確認できたのは良かった」と話した。
 今年度、県内ではクマによる人身被害が28日時点で4件確認されている。【もぎたて便】

〔写真説明〕緊急銃猟で手順を確認する参加者=28日、宮城県大和町 

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