
繁殖期で鮮やかな赤い「婚姻色」を帯びたベニザケが、北海道千歳市の「サケのふるさと千歳水族館」で展示されている。市内を流れる美々川を遡上(そじょう)してきた雄を、水族館職員が捕獲した。
展示期間は、寿命によって「10月いっぱい持つかどうか」(担当者)の見通し。美しい体色は徐々に色あせるため、水族館は早めの観賞を勧めている。
館内には千歳川の水中を見られる窓もあり、この時期は遡上してきたサケが目の前を泳いでいく。川にはサケを捕獲する水車が設置され、日によっては作業を見学できる。【もぎたて便】
〔写真説明〕赤い「婚姻色」を帯びたベニザケ=13日、北海道千歳市