ビミョ~な距離の「田町駅と三田駅のあいだ」が大化け!? 超高層ビル着工 第一京浜に「スクランブル交差点」

JR東日本と三井不動産、森永乳業は2025年10月1日、「田町駅西口駅前地区開発事業」の再開発ビルが着工したと発表しました。

「田町」と「三田」のあいだを埋める

 JR東日本と三井不動産、森永乳業は2025年10月1日、「田町駅西口駅前地区開発事業」の再開発ビルが着工したと発表しました。

 田町駅西口駅前にあった「森永プラザビル」の跡地を中心に、敷地面積約0.6ヘクタール、延床面積約9.8万平方メートルとなるオフィス・商業施設・産業支援施設を備えたビルを建設します。高さ125m、地上23階建てで、1階から3階にはJR東日本系の商業施設「アトレ」が出店するほか、森永乳業本社も移転予定とのこと。

 今回は駅と街の一体的な整備を志向しています。地上レベルでは交通広場を約1200平方メートルから約3000平方メートルに拡張。歩道部の拡幅やバスやタクシーの乗降場の改良も行います。建物の西端は地下鉄が通る国道15号(第一京浜)に面し、その交差点をスクランブル化する計画だそうです。

 建物の2階レベルで接続する田町駅西口の空中デッキも拡張予定とのこと。同じく地下2階で直結する都営地下鉄の三田駅(浅草線、三田線)とは、バリアフリーの動線を新設するということです。

 建物の竣工は2029年3月末の予定。さらに2033年には緑地広場も整備して全体竣工を迎える予定です。JRと地下鉄の乗り換え駅ながら、微妙に距離がある田町駅と三田駅のあいだが大きく変わりそうです。

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