
陸上の世界選手権東京大会第2日は14日、女子マラソンが東京・国立競技場発着で行われ、小林香菜(大塚製薬)が2時間28分50秒で7位に入った。同種目の日本勢で3大会ぶりの入賞。佐藤早也伽(積水化学)は13位、安藤友香(しまむら)は28位。2021年東京五輪金メダルのペレス・ジェプチルチル(ケニア)が優勝した。
男子の400メートル予選で中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒44の日本新記録をマークし、全体6位タイで準決勝に進んだ。佐藤風雅(ミズノ)は敗退。走り高跳び予選は赤松諒一(西武プリンス)と瀬古優斗(FAAS)が2メートル25に成功して突破し、真野友博(九電工)は決勝に進めなかった。1万メートルで鈴木芽吹(トヨタ自動車)は20位、葛西潤(旭化成)は22位。
女子100メートル障害予選では中島ひとみ(長谷川体育施設)、福部真子(日本建設工業)が準決勝に進み、田中佑美(富士通)は敗退。同400メートルの松本奈菜子(東邦銀行)は予選敗退だった。
男子100メートル決勝はオブリク・セビル(ジャマイカ)が9秒77(追い風0.3メートル)で制した。
〔写真説明〕女子マラソンで、7位でゴールする小林香菜=14日、東京・国立競技場
〔写真説明〕男子400メートル予選、力走する中島佑気ジョセフ=14日、東京・国立競技場
〔写真説明〕男子走り高跳び予選、跳躍する瀬古優斗=14日、東京・国立競技場
〔写真説明〕女子100メートル障害予選で力走する中島ひとみ=14日、東京・国立競技場