赤沢担当相、ワシントン入り=6回目関税交渉「重要な局面」

 【ワシントン時事】トランプ米政権の関税措置見直しに向け、赤沢亮正経済再生担当相は13日午前(日本時間13日夜)、6回目の閣僚級交渉のため米国入りした。16、17両日にカナダで開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせた首脳会談での合意をにらみ、詰めの協議を行う見通し。ただ、トランプ大統領が12日に自動車関税をさらに引き上げる可能性に言及しており、交渉への影響が懸念される。
 ワシントン近郊のダレス国際空港に到着した赤沢氏は、記者団に「(交渉は)重要な局面を迎えている」とした上で、「一歩でも二歩でも協議を前に進めたい」と意欲を示した。石破茂首相は13日、トランプ氏と電話で会談し、首脳会談に向けて担当閣僚による協議を加速させることを確認した。赤沢氏は「協議が少しでも前に進むように応援してくれている」と語った。 
〔写真説明〕6回目の日米閣僚級交渉のため米国入りし、記者団の取材に応じる赤沢亮正経済再生担当相=13日、ワシントン近郊のダレス国際空港

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