「東北道止めます 圏央道にも行けません」岩槻~久喜で10月夜間通行止め 橋の新設と撤去を一夜で!

これぞ工事調整!

圏央道にも行けない! 東北道で1夜限りの大工事

 NEXCO東日本 加須工事事務所は2023年8月31日、東北道の岩槻IC~久喜IC間にて10月3日(火)に夜間通行止めを行うと発表しました。区間内には圏央道と交わる久喜白岡JCTもあり、東北道~圏央道の連絡も一部できなくなるため、大きな影響が予想されます。

 当日は21時から翌5時のあいだで、東北道の上下線が通行止めになります。久喜白岡JCTについては、圏央道本線の直進のほか、「圏央道→東北道下り線(宇都宮方面)」のみ通行が可能。東北道→圏央道や、圏央道→東北道上り線(東京方面)は通行止めになります。 なお、区間内にある蓮田SAについては通行止め1時間前の20時から上下線とも閉鎖されます。 これにともない周辺道路を活用した迂回ルートが案内されています。また、高速道路をいったん流出し、通行止め区間を迂回して再流入する乗り継ぎに便宜を図るため、利用区間に応じて通行料金を調整する「乗継調整」も実施されます。 今回の夜間通行止めは、周辺の一般道における2つの工事に伴うもの。東北道をまたぐ既存の跨道橋の撤去と、新たな橋の架設とを同時に行います。 一つは、国道122号「蓮田岩槻バイパス」4車線化工事のため、既存の跨道橋「前原橋」(岩槻IC~蓮田SA)を撤去する工事です。同バイパスは東北道西側の側道が下り線、東側の側道が上り線として供用されているものの、一部区間で西側の側道が途切れており、東側の側道で対面通行となっている箇所があります。この途切れた側道をつなげ、上下線を分離させることで渋滞解消を図るものです。 もう一つは、白岡市が進める都市計画道路「白岡宮代線」の東北道跨道橋を新設する工事です。こちらはJR白岡駅付近からまっすぐ東へ延びる道路で、跨道橋の新設により地域の分断を解消し、新たな道路ネットワークを形成するもの。東北道の蓮田SA~久喜白岡JCTで側方に姿を表している橋脚に、いよいよ橋桁が架かります。

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