
マンチェスター・ユナイテッドに所属する元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドが、ヘタフェに1年間の期限付き移籍で加入した。1日、両クラブが公式サイトで発表した。
現在21歳のグリーンウッドは7歳からマンチェスター・ユナイテッドの下部組織に所属し、2019年には17歳の若さでトップチームデビュー。クラブから背番号「11」を与えられるなど将来を期待され、公式戦通算129試合の出場で35ゴールを記録した。
しかし、2022年1月、恋人であるハリエット・ロブソンさんに対する強姦と暴行容疑で逮捕された。その後、強姦未遂、支配的で強制的な行動、実際に身体的危害を与えた暴行などの罪で起訴。マンチェスター・ユナイテッドでの活動が停止となっていたが、今年に入り起訴が取り下げられていた。
そしてマンチェスター・ユナイテッドは21日、グリーンウッドにまつわる疑惑についての内部調査が終了したと報告。双方合意の上で同選手がクラブから退団することを発表していた。
マンチェスター・ユナイテッドは今回のヘタフェ移籍について、「この移籍によって、グリーンウッドはマンチェスター・ユナイテッドから離れたところでキャリアの再構築を始めることができます。クラブは、この移籍期間中もメイソンとその家族をサポートします」と声明を発表している。