
バルセロナに所属するオランダ代表FWメンフィス・デパイの代理人が、同選手のインテル移籍報道を否定した。16日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
昨季は公式戦13得点を記録するなどコンスタントに結果を出したデパイだったが、今季は自身の負傷やFWロベルト・レヴァンドフスキの加入で、出場機会が激減。ここまで公式戦4試合の出場にとどまっており、今冬の移籍市場でのバルセロナ退団が度々報じられてきた。
そんなデパイの新天地候補としては、アトレティコ・マドリードが有力視されていたが、ここにきてインテル行きの噂が過熱。“ネラッズーロ”で本来の輝きを失いつつあるFWホアキン・コレアや舵取り役を担うMFマルセロ・ブロゾヴィッチとのトレード移籍案が浮上していた。
しかし、デパイの代理人を務めるセバスチャン・ルドゥール氏が、同選手のインテル移籍報道を一蹴。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏のインタビューに応じた同氏は「メンフィスがインテルに加入する交渉は行われていない。私はこれらのリンクをすべて否定できるし、検討する可能性もない」と語っている。
バルセロナとの契約満了まで半年を切ったデパイ。『ムンド・デポルティーボ』は、「冬の移籍市場でバルセロナとアトレティコ・マドリードが合意に達するのは、まだ先の話だ」と指摘しているが果たして、同選手の去就はどのような結末を迎えるのだろうか。