
女性には毎月訪れる生理、どうしても憂うつな気分になってしまいますよね。生理中の肌のかぶれは生理痛と同じくらい女性の悩みになっています。どうしても起こりがちな生理中のデリケートゾーンのかぶれは、次の方法で対策することができます。
ナプキンをまめに交換する
生理中に起こるデリケートゾーンのかぶれは、ナプキンと皮膚の摩擦や蒸れ、それから経血で溜まる雑菌が原因です。特に経血のついたナプキンをそのままにしていると、湿気や体内から出た老廃物によって雑菌が繁殖しやすい環境ができあがってしまいます。生理中のデリケートゾーンは、そうした様々な要因で不潔になってかぶれてしまうのです。まずはナプキンをこまめに交換して、デリケートゾーンに触れる部分を清潔に保つことからこころがけていきましょう。特に汚れが少なくても、経血が付着して2時間以上経っていれば交感するのが理想ですね。
ウォッシュレットや綿棒で洗浄する
トイレについているウォッシュレット機能などを使い、生理中はこまめにデリケートゾーンを洗浄しましょう。また、洗浄したらしっかり水分を拭き取るのを忘れないでくださいね。いくら洗浄したところで水分が残ったままだと、ショーツを履いたときにナプキンとの間で蒸れてしまいます。ウォッシュレットのついていないトイレに入ったときは、ウェットティッシュや綿棒を使ってデリケートゾーンを拭くのもOK。ただしアルコール成分のあるもので拭くと、逆に肌がかぶれる一因になるため注意してくださいね。
市販のかゆみ止めを使う
女性のデリケートゾーンに向けたかゆみ止めが販売されていますよね。生理中はそういった市販薬を塗ってかゆみを抑えるのも有効的。かゆみ止めを塗るときは、その箇所をよく洗って乾かしてから塗ってくださいね。人の体質によっては市販薬ではかゆみが治まらないこともあります。もし市販薬でも改善しなければ婦人科・皮膚科で自分に合った薬を処方してもらいましょう。
布ナプキンも検討してみよう
よくお店に並んでいる紙ナプキンは、「ポリエチレン」などの化学繊維からできています。吸水性には優れていますが、通気性が悪く皮膚がかぶれる原因をつくっているのです。そのためコットン100%の布ナプキンに変えることで生理中のデリケートゾーンのかぶれが治まることがありますよ。ただし、布ナプキンには自分で洗う必要があったり吸水性が良くなかったりとデメリットも存在します。(肌トラブルから解放!?布ナプキンのメリット・デメリット)自分の体質や性格に合わせたナプキン選びで生理中も快適に過ごしていきたいですね。
writer:さじや