働くママ・共働きの子どもの夏休み対処法

いよいよ夏休み突入。共働きの家庭で初めてやってくる小学生の長期休みは、どうやって子どもが過ごせばいいのか悩ましいところですね。
先輩ママたちにどうしているのか聞いてみました。

小学生の夏休み期間はどれくらいなの?

地域によって違いますが、7月20日から8月31日が一般的なようです。
終業式の前日から給食がなくなり、終業式は3時間ほどで終了というところもあるようで、期間前から昼ご飯を気にしなくてはいけない状況の学校もあるようです。
夏休み中の登校日が7月中に1日あるところもあり、給食はありません。
二学期制の学校では多少夏休みを短く8月26日までにし、秋休みという定義でシルバーウィークの間平日を休みにするところもあるようです。
だいたい40日間は夏休みというところですね。

共働きの小学生子どもは夏休みどう過ごす?

普段から自治体の児童館・学童に行っている場合
普段から放課後、児童館での預かりや学童保育に入っている子どもたちは、夏休みは直接場所に行きます。登館時間が決まっていて、だいたい学校の登校時間と同じですが、親が送迎しなくてはいけない地域もあります。
学校のプールがある場合は、学童に一度行ってからプールへ行き、戻ってくることができます。
学校敷地内に学童があるところでは、お昼・お昼寝・おやつ・学習時間以外は校庭開放に外から遊びに来ている子と一緒に遊んだりしています。
給食がありませんので、お弁当を毎日持たせることになります。
全員分冷蔵庫に入れられないので、暑い中悪くならないお弁当をお願いしますと言われて、悩んだことを思い出します。中には流水麺とめんつゆを持たせていたお母さんもいました。
お昼寝が必ずあるところもあり、年齢が大きくなると寝られなくてそれを理由に嫌がる子もいます。
普段学校が終わる時間には退所できる決まりのところもあります。
お盆最中は休みになります。通常は8月13日から16日までが一般的ですが、2017年は8月11日(金)が祝日の為、学童もお休みになりますね。
いつもの放課後利用だけでない長時間なので、慣れるまで子どものストレスも増しますので、様子には気をつけていたいものです。

普段は児童館・学童に行っていない場合

普段はママのお仕事が14時までのパートタイムだったりして、学童に行かずに済んでいる場合の長期休みはどうすればいいのか困ってしまいますね。

幼稚園・保育園の預かりを調べてみる
卒園した幼稚園・保育園で3年生まで預かりのあるところもあるようです。
下の子が通園していたりすると、送迎も一度で済み、子どもも通っていたところなので安心して過ごせますね。
でも園児はお昼寝があったり読み聞かせがあったりしますので、小学生には過ごし方が物足りない場合もあるかもしれません。
料金は1日700円から1000円程度のようです。
普段の勤務形態だと入れない学童保育も、長期休暇だけの預かりは可能な場合があります。住まいの自治体に確認してみましょう。

民間の学童保育を調べてみる
送迎付きだったり、習い事と併用できる民間学童があります。
給食があるところもあり、利用料は割高になりますが、柔軟な預かり時間や豊富なプログラムが用意されています。
英会話やプログラミング、体操教室など、普段の習い事では沢山体験できないことをできたり、ただ居場所があるというだけでなく子どもの興味をのばしてくれる所と思うと料金もそんなに割高ではないのかも知れません。
夏休み期間に合わせた募集をしているところがありますので、調べてみましょう。

祖父母に頼ってみる
祖父母が元気で頼れる状態なら、夏休みだけ家に来てもらったり、祖父母の家に通わせて世話をお願いしているママもいます。
でもどうしてもおじいちゃんおばあちゃんは孫に甘くなってしまって、家と違うおやつや物を買って時間を過ごしたりと、ママのストレスになる状態になることも。
また元気いっぱいの子どもたちの相手を毎日するのは、かなり体力を使います。
お互いが言いたいことを言えず、預け預かりが辛くなることもありえます。
片方の祖父母に頼り切らない、お昼は作って持たせるなど工夫は身内でも必要ですね。

ママ友に頼ってみる
毎日のことでないなら、ママ友の子どもに一緒に学校のプールに行ってお昼を食べさせて宿題をするところまで、預かってもらうというのも手です。
預けるときもお昼やおやつは持参して、着替えは自分でできるようにしておくなど気をつけたいものです。
自分が預かれるときは預かると言う風に、お互いが納得してできることならいいですね。
我が家では地方に引っ越してしまったママ友の子どもを、1週間東京観光ということで預かったことがあります。次の休みには我が家の子どもがあちらにお世話になりました。

あえて長期間離れてみる

遠方の祖父母へ、新幹線や飛行機の旅をして預けるという冒険もあります。
「まだ早いかも」「一人でやっていけるかしら」心配は尽きませんが、良い経験になることは確かです。行き帰りだけママが迎えに行き何日か過ごしてからバイバイする方法もあります。
民間のサマーキャンプを利用することもできます。英語で過ごすキャンプ、海の学校、塾の夏期講習合宿など、1週間以上家を離れるプランがあります。
学校で配られる自治体が主催するキャンプや離島体験などもあります。

離れて親子で成長できる

長期間家を離れることになり、自分で身の回りのことができるようになったり、いつもと違う大人との生活で子どもは大きく成長します。家ではやらないお手伝いも、祖父母の家ではやるというのも良く聞く話。
都会から田舎なら、自然と触れ合う夏休みになるでしょうし、都会に来るなら普段体験できない博物館や大きなイベントに行くこともできるでしょう。「休み」でない体験学びの機会になります。
また親にとっても思いっきり仕事に集中でき、スキルアップの機会にもなります。
家族の大切さや、とりあえず走りだした1学期を整理してもっとうまく2学期を迎えられることでしょう。

働くママは合わせ技で夏休みを乗り切る!
双方の実家に10日ずつ頼り+1週間はサマーキャンプ+お友達のうちお泊まり、など子どもにとっても楽しい夏休みにする合わせ技ができるのは、夏休みならではです。
学童保育を利用しつつ、祖父母の無理のない範囲で預かってもらって、そこは甘える場所を作るというのも、子どもにとっては特別な休みになりますね。
1年生より2年生と、子どもは日々成長していきます。お留守番ができる時間も広がりだんだんと安心して親も家を空けられるようになります。
40日間もどうしよう?!と思いますが、意外とあっという間に過ぎてしまいます。
普段から祖父母と良い関係を築いておいたり、働くママ友と情報交換しつつ夏休みを乗り切りましょう!

(文・ライオンママ)

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