今すぐにできる「子供の心を育むギフト」とは?

お誕生日、お節句、クリスマスなど、1年の間に子供たちはいくつのプレゼントをもらうのでしょうか?それも、ママとパパからだけでなく、おじいちゃんおばあちゃん、そして親戚やお友達からもプレゼントを受け取るかもしれません。ところが、大人もそうですが子供の方がより欲しいもののサイクルが早いもの。買っても買っても増える子供部屋のおもちゃに対し、子供の心は同じように満たされているのでしょうか? 

「物」はすぐに飽きる

「これが欲しい!」と買ったおもちゃも、しばらくすると部屋の隅に置かれていることありますよね?
はじめは目新しいおもちゃに楽しそうに遊んでも、結局御気に入りの前からあったおもちゃで遊んだり。
子供側も「プレゼントしてもらえる」から選んだのだとしたら、本当に欲しかったかどうかは別物。
本当に大切なおもちゃは数多くないものです。大人も、流行っているから買った洋服よりも、実は何気ないシンプルなものを結局良く着てしまう、という経験ありませんか? 次から次へとやってくるものは一時的な満足にしかないのです。

本当に満されるものとは? 

お金がかかっていなくても、心から感動するものはあるはずです。
そして、それを子供に知ってもらうことで、相手を思いやる気持ちや喜びによる感動で心が震えることを経験してもらいたいもの。それはママからの愛情たっぷりの食卓だったり、手紙だったり、心のこもった読み聞かせかもしれません。
子供は愛されることが大好きです。愛されて満たされたことは、相手にしてあげると喜んでくれると学びます。素直に気持ちを伝えることも同時に学ぶため、家族だけでなくお友達にも優しくできる心を育むことができるのです。

記憶に残るママの手仕事

プレゼントは売り物だけではありません。気持ちのこもった手作りのものは、おもちゃのような派手さはないかもしれませんが、使わなくなったおもちゃのように部屋の隅にいくこともありません。
気持ちのこもったものは、大切に飾っておきたくなります。似顔絵や手作りのフォトブック、編み物や縫物でもいいでしょう。
大好きな人が作ってくれた愛情こもったものは、自分にとって1つだけの特別なプレゼントです。
今は小さな出来事でも、いずれ大人になった時「ママが作ってくれたな」とほんのり心が温かくなる記憶になるでしょう。流行りのおもちゃよりもずっと長く喜びをもたらすプレゼントは、一時だけでなく長い間かけがえのない思い出になりますね。

(文・森 初世)

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