どうする3人目!?悩めるワーママの本音

三人目を欲しいと思う時
とりあえず2人はつくろう。
そんな家族計画を立て、念願通り2人のかわいい子を授かった。

そして、仕事にも復帰し全て順調な日々を送っていても、ある時
「3人目どうしよう!?」
という問いが浮かんでくることがあります。
多くのママが悩むポイントだと思います。
検討する参考として、まず「3人目欲しいかも……」と思う瞬間をまとめました。

子どもにねだられる
あまり間隔を空けずに子どもを2人産むと、一時は目の回る大変さを経験しますが、楽になるタイミングも2人一緒です。
少しずつ手が離れ、2人で遊んでくれる時間も増え、余裕を感じ始める頃には子どもの心も成長してきます。

すると、
「赤ちゃんが欲しい」
と子どもが言い出してくることがあります。
これまでは「やっと楽になってきたし、これ以上子どもはいらないかな」と思っていても、心が揺らぐ瞬間ですね。

かわいい赤ちゃんを子どもたちと一緒に囲んでのぞき込んでいる姿。
お世話をしようとママを助けてくれる姿。赤ちゃんが初めて立った瞬間を家族みんなで喜び合っている様子。
これまで見られなかった思いやりの心が芽生えてくるかもしれない。
等々、ついつい想像がふくらみます。
「ママ、赤ちゃん産んで!」
この一言は強力です。

新生児を抱いた時
周りに出産ブームが来る時期ってありますよね。
新生児を抱かせてもらっても、最初は「かわいいけど大変だろうな」と思っていたのに、一人、もう一人と続くとかわいさに圧倒されてしまうのです。
偶然にも自分が抱いている間に眠ってしまった時なんて格別ですよね。
母性がくすぐられます。
眠る新生児を見つめる静かな時、もう一度味わいたくなりますよね。

3人のお子さんがいるママと友達の新生児を見に行った時
「かわいいけど、うらやましいとは思わないから私はもう充分なんだな」
と言っていました。赤ちゃんを見てどんな気持ちになるかで自分の本音が見えてくるかもしれません。

きょうだい愛にふれた時
小さい頃は、お世話はもちろんケンカなど大変なことがあって当たり前ですが、きょうだいが多くて良かったなと思う場面は、成長してからの方が多いのかもしれません。

私自身も3人きょうだいで育ちましたが、進路や就職、結婚、考え方まで、ひとそれぞれ違うということを身近で感じられました。
そして、その感覚は社会へ出てからの人間関係でも役に立っています。

また、司会という仕事柄たくさんの結婚式を見ていますが、きょうだいが多い家族は賑やかで温かい雰囲気が溢れています。
きょうだいも自分の家族を持ち新たな関係性を築いていく様子や、成長した子どもたちが一同に会する姿を嬉しそうに眺めるご両親の様子は見ていて胸が熱くなります。

ふたりで良いと思う瞬間
三人目が欲しいと思うこともあるけれど、
「このままで良いかも……」
と思う瞬間もあるのが現実です。
どんな時にそう感じるかまとめました。

仕事が楽しい時
やはり、仕事が楽しい時は「自分の人生を生きている」という気持ちで満たされますよね。
“楽しい”と感じる気持ちの中には、
「自分にしか出来ないことをしている」
「自分が求められている」
「知的好奇心や向上心が満たされている」
「達成感を得られる」
など、子育てだけでは得られないものが手に入ります。
正確には、子育てでこれらの気持ちを充分に得られる人もいると思います。

しかし、ワーママのほとんどが仕事で満たされる自分を知ってしまっているだけに、もう一度子育てメインの生活に戻ることに躊躇してしまうのではないでしょうか。

ひとり時間を満喫している時
子ども達を保育園に預けてひとりで身軽に歩き出す瞬間、
自分たちで小学校へ出掛けてくれた瞬間、
空き時間が急にできた時、
気分は一気にウキウキモードになりませんか?

24時間の中のほんの数十分、気持ち的にも物理的にも「ひとりの自由」を味わえるのとそうでないのとではストレス度合いが全く違います。
子ども達が成長すればするほどその時間は増えていくので、ますます妊娠出産への気持ちが遠ざかってしまいがちです。
子育てと自分の時間を上手く両立させることの難しさを感じます。

確実に保育園へ預けられる保証がないこの時代、働くママにとっては、三度目の出産がとても大きな決断になってくるのではないでしょうか。

3人目問題まとめ
こうしてみると「難しい問題だ…」と改めて感じてしまうかもしれませんね。
しかし、そもそも「問題」と見るから問題なのであって、実はもっとシンプルに考えて良いのかもしれません。

もしも明日、
「おめでとうございます。妊娠しています!」
と言われたら、まず何を思いますか?
「もう子どもを産むことはできません」
と言われたら?

実は「悩む」ということを選べる今のあなたはとてもラッキー。
正解はどこにもなく、自分で作れるものです。
「今の正解」を出しても良いし、「20年後の正解」をイメージしてみても良いでしょう。
せっかく悩めるのだから悩むことすら楽しんでいれば、ある日突然決意が固まるかもしれませんね。

(文・亀山 美千代)

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