7大会ぶりW杯出場のスコットランドに強力な“新戦力”? 期待高まるニューカッスルFWの“鞍替え”

 1998年以来7大会ぶりとなるFIFAワールドカップ出場を決めたスコットランド代表に、強力な“新戦力”が加わるかもしれない。現地時間20日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 現地時間18日に行われたFIFAワールドカップ26欧州予選・グループCの最終節で、2位のスコットランド代表は首位のデンマーク代表と対戦した。2-2のまま迎えた後半アディショナルタイムの90+3分にDFキーラン・ティアニーが勝ち越しゴールを挙げると、90+8分にはMFケニー・マクリーンがダメ押しゴールを決め、4-2で勝利を収めた。

 劇的な試合展開でデンマーク代表を下し、21世紀になって初となるワールドカップ出場権を獲得したスコットランド代表。来年の本大会に向けて期待が高まるなか、ニューカッスルに所属する元イングランド代表FWハーヴィー・バーンズにスコットランド代表入りの可能性が浮上している。

 スコットランド人の祖父母を持つバーンズは、2020年10月にイングランド代表としてウェールズ代表との試合に出場している。ただ、この試合は国際親善試合であり、国際大会での出場経歴はなし。そのため、スコットランド代表への“鞍替え”が可能な状態にある。

『BBC』は、イギリスメディア『スカイスポーツ』の取材に応じたバーンズのコメントを紹介している。スコットランド代表のワールドカップ出場を受け、バーンズは「イングランド代表としてプレーしたこともあるし、(スコットランド代表での)出場資格がまだ残っていることは分かっている」と発言。「実際に話し合ったり、何らかの進展があったりしたわけではない」と具体的な動きがないことを明らかにしつつ、次のように語った。

「それ(スコットランド代表入り)については常に何らかの議論があったよね。あまり深く考えたことではないんだ。ただ、彼らがワールドカップ出場を確定させる瞬間を見るのは素晴らしかったし、クレイジーな試合だった」

 抑制的なコメントにとどめつつ、“鞍替え”を否定することもしなかったバーンズ。今季のプレミアリーグ(イングランド1部リーグ)で11試合1得点をマークしている27歳のウインガーが、より競争の激しいイングランド代表に見切りをつけてスコットランド代表入りを選択する可能性は残り続けている。

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