18日、日本代表の森保一監督はキリンチャレンジカップ2025のボリビア代表戦で指揮。試合は3ー0で日本が勝利し、自身通算100試合目の指揮となるメモリアルマッチを飾った。
長崎県出身の森保監督は、サンフレッチェ広島、京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)、ベガルタ仙台とJリーグでプレー。日本代表としても35試合に出場した。引退後に指導者となると、2012年に広島の監督に就任し、Jリーグで3度の優勝を経験。2017年に東京オリンピックを目指すUー23日本代表の監督に就任すると、2018年から日本代表のコーチに就任。ロシアワールドカップ終了後に監督へと就任した。
2022年のカタールワールドカップでは、ドイツ代表やスペイン代表といった強豪を下すサプライズを見せてベスト16に進出。すると、日本代表としは史上初となるワールドカップ2大会連続での指揮を任されることに。北中米ワールドカップに向けたアジア予選では圧倒的な強さを見せつけ、8大会連続8度目の出場を決めると、10月には史上初となるブラジル代表戦の勝利を収めるなど、“史上最強”とも言われるチームを指揮している。
就任から7年が経過し8年目に入った中で、ボリビア戦で日本代表史上初となる100試合指揮に到達。すでに2位の長沼健氏の75試合を大きく更新していた中、国立競技場で迎えたメモリアルマッチを勝利で飾ることととなった。
なお、森保監督の100試合の成績は69勝13分け18敗。246得点、73失点という成績となり、勝率は79.3%となっている。
日本代表は2026年3月、そしてワールドカップ前に試合が予定されており、その後“優勝”を目標に掲げているワールドカップ本大会へと進む。
■日本代表歴代監督指揮数
(2025年11月18日時点)
1位:森保一(2018-) 100試合
2位:長沼健(1962-69、1971-76) 75試合
3位:ジーコ(2002-06) 71試合
4位:岡田武史(1997-98、2007-10) 67試合※
5位:アルベルト・ザッケローニ(2010-14) 55試合
6位:フィリップ・トルシエ(1998-2002) 50試合
7位:加茂周(1994-97) 46試合
8位:森孝慈(1981-85) 43試合
9位:ヴァイッド・ハリルホジッチ(2015-18) 38試合
10位:竹腰重丸(1951-56、1958-59) 28試合
※暫定指揮期間も含む
【動画】森保監督のメモリアルマッチを彩る3ゴール!
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