シリア大統領、ホワイトハウス初訪問=トランプ氏と会談、関係強化へ

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は10日、シリアのシャラア暫定大統領とホワイトハウスで会談した。1946年のシリア独立後、シリア大統領のホワイトハウス訪問は初めて。会談では、経済協力など両国の関係強化について協議。トランプ氏はシリアの再建、復興を後押しする姿勢を改めて強調した。
 トランプ氏は会談後、記者団に対し、シャラア氏を「力強い指導者だ」と評価し、「シリアの成功に向け、できることは何でもやる」と強調した。トランプ氏は5月、訪問先のサウジアラビアの首都リヤドでシャラア氏と会談しており、両者の顔合わせは2度目。
 シャラア氏は会談後、FOXニュースとのインタビューに応じ、トランプ氏と「シリアにおける将来の投資機会について話し合った」と説明。「シリアは安全保障上の脅威ではなく、地政学的な同盟国と見られている」と語った。会談にはバンス副大統領やルビオ国務長官も同席し、協議は1時間を超えた。 
〔写真説明〕10日、ホワイトハウスで握手するトランプ米大統領(左)とシリアのシャラア暫定大統領(AFP時事)

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