外国人政策、11月4日に閣僚会議=土地取得規制など協議―政府

 政府は、高市早苗首相が重視する外国人政策に関する関係閣僚会議を、11月4日に開催すると発表した。外国人による土地取得ルールの見直しや、不法滞在者を念頭に置いた出入国・在留管理の厳格化などを協議する。
 木原稔官房長官が議長を務め、外国人政策を担う小野田紀美経済安全保障担当相が取りまとめに当たる。4日の初会合には首相も出席する。
 小野田氏は31日の記者会見で、外国人による土地取得を巡り「国民が安全保障や不動産価格高騰などで不安を抱いている」と指摘。所有者の実態把握などに取り組む考えを強調した。
 首相は24日の所信表明演説で、一部の外国人による違法行為に「毅然(きぜん)と対応する」と強調。閣僚会議では、外国人の保険適用やその財源、税・社会保険料の不払い防止を含む社会保障制度の適正化、訪日観光客の急増で問題化する「オーバーツーリズム」対策なども議題となる見通しだ。 
〔写真説明〕記者会見に臨む木原稔官房長官=31日午前、首相官邸

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