ネクヒロ・佐渡山理莉はハンパない捻転差で250ヤード超連発! ツアー6勝プロも絶賛するスイングとは?【プロが解説】

プロテスト合格を目指す選手たちが活躍する「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー」。全17戦のうち12が終了し、11月の最終戦まで毎週試合が開催される。今回紹介するのは、あす開幕する第13戦「Sky Look up Ladies Cup」に出場する佐渡山理莉。アマチュア時代にナショナルチームで活躍し、22年からネクヒロに参戦。23年はシーズン2勝を挙げ、昨年は未勝利ながらもポイントランキング3位。今季もまだ勝利はないものの、4度のトップ3入りを果たすなど安定した成績を残しており、現在ポイントランキング4位につけている。そんな佐渡山のスイングを、ツアー6勝を誇り、ネクヒロの解説も務める天沼知恵子に解説してもらった。
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佐渡山選手は身長158センチと決して高い方ではありませんが、ネクヒロの選手の中でも屈指の飛ばし屋。本当に完成度の高いスイングをしている選手だと思います。

昨年までと比べると、トップが低い位置で収まり、下半身を“穏やか”に使うようになっていますね。トップが低く収まると、プレーンから外れにくく、上げたライン上に戻しやすくなるのでミスが出にくくなる。さらに、下半身が強い選手で、もっと足を使ってパワーもスピードも出せるところを、あえて7割くらいに抑えてバランス良く振っているので、安定感を意識しているのだと思います。

そんな佐渡山選手の最大の特徴は、ダウンスイングでの捻転差。下半身と上半身の差が半端じゃないです。ハーフウェイダウンあたりを見ると、下半身が左に回っていますが、体の面は右を向いたまま。普通これだけ下半身が回っていたら、上半身ももっと回っているはずです。この強烈な捻転差から、インパクト時点では上半身と下半身が同じ向きになっているので、相当速いスピードでスイングしていることが分かります。

■佐渡山理莉
さどやま・りり/2000年生まれ、沖縄県出身。アマチュア時代は西村優菜や古江彩佳らとともにナショナルチームで活躍。22年からマイナビ ネクストヒロインゴルフツアーに参戦し、通算2勝を挙げている。

■(解説)天沼知恵子
あまぬま・ちえこ/1975年生まれ、静岡県出身。レギュラーツアー通算6勝。現在は自身の経験を生かして「IMPACT A BODY」を運営。プロテスト合格を目指す選手からアマチュアまで幅広く指導し、「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー」の解説も務めている。

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