
全国の花火師が腕を競う「第38回やつしろ全国花火競技大会」が18日夜、熊本県八代市の球磨川河川緑地で開催された。約1万5千発が夜空を彩り、約30万人の観客の目を楽しませた。2005年8月の1市2町3村の合併による新市誕生20周年を記念する大会で、市や八代商工会議所などでつくる実行委員会が主催。
競技花火では16都県から集まった30業者が5号玉、10号玉、多様な花火を連続して打ち上げるスターマインの各部門で色や形の美しさと独創性を競った。大会のオープニングを飾るドローンショーや、競技の合間に行われた、音楽と花火を融合させた「ミュージック花火」などのアトラクションも会場を盛り上げた。【もぎたて便】
〔写真説明〕「やつしろ全国花火競技大会」で打ち上げられた花火=18日夜、熊本県八代市の球磨川河川緑地