イスラエル・パレスチナ共存支持=ハマス奇襲を非難、国連総会が宣言―日英仏など142カ国賛成、米は反対

 【ニューヨーク時事】国連総会は12日、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」を支持する「ニューヨーク宣言」を日本や英仏など142カ国の賛成多数で採択した。イスラエルや米国など10カ国が反対し、12カ国が棄権した。
 宣言は7月末に国連本部で開かれたフランスとサウジアラビア主催のパレスチナを巡る国際会合で示され、支持が呼び掛けられていた。2国家共存に向けて「具体的で期限を定めた不可逆な措置を講じる」としたほか、イスラム組織ハマスによる2023年10月の奇襲を非難し、ハマスの武装解除とパレスチナ自治区ガザの統治終了を求めた。 
〔写真説明〕12日、ニューヨークの国連本部で開かれた国連総会の会合(AFP時事)

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