米大統領、カタールで攻撃「非常に残念」=イスラエルに不快感

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は9日、イスラエル軍がイスラム組織ハマス指導部をカタールの首都ドーハで攻撃したことに対し、「非常に残念に思う」と表明した。米国が軍事・経済両面で緊密な関係を築くカタールで作戦を実行したイスラエルに不快感を示した形だ。
 トランプ氏は「(イスラエルの)ネタニヤフ首相によって下された決断だ」とSNSで強調し、攻撃への関与を否定。パレスチナ自治区ガザの停戦交渉を仲介するカタールが「リスクを負って取り組んでいる」と評価し、攻撃は「イスラエルと米国の目標(和平)へ近づくことにはならない」と批判した。 
〔写真説明〕トランプ米大統領=8日、ワシントン(EPA時事)

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