訪中時のロ朝首脳会談検討=軍事パレードで3指導者並ぶ―プーチン氏補佐官

 ロシアのウシャコフ大統領補佐官(外交担当)は29日、プーチン大統領が訪中時に北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記と会談する「可能性を検討中だ」と明らかにした。具体的な日程には触れなかった。
 また、プーチン氏は9月1日、天津での上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせてインド、トルコ、イラン各首脳と会談。モディ印首相とは、プーチン氏の12月の訪印計画を確認する。翌2日には北京で、今年5月のモスクワ開催以来となる中ロ首脳会談に臨む。
 ロ朝首脳の対面会談が実現すれば、包括的戦略パートナーシップ条約に署名した昨年6月のプーチン氏の平壌訪問時以来。今月中旬には、朝鮮半島が日本による植民地支配から解放された記念日を控え、正恩氏にとって異例の電話会談を実施している。
 ウシャコフ氏は、ロ朝首脳が出席する9月3日の北京での「抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年」記念軍事パレードに言及。中国側から提供された情報として「中国の習近平国家主席から見て右手にプーチン氏が座り、左手に正恩氏が座ることになる」と席順を説明した。 
〔写真説明〕握手するロシアのプーチン大統領(左)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記=2024年6月、平壌(AFP時事)

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