「NATO類似」の集団防衛=米欧がウクライナに、ロシア容認―米高官

 【ワシントン時事】ウィトコフ米中東担当特使は17日、CNNテレビに出演し、先の米ロ首脳会談で、米欧がウクライナへの「安全の保証」として北大西洋条約機構(NATO)の条約第5条に類した集団防衛を提供することをロシア側が認めたと明らかにした。18日に行われるトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領や欧州首脳との会談で、詳細について議題になる見通しだ。
 ウクライナはNATO加盟を求める一方で、ロシアはこれに反対してきた。ウィトコフ氏は具体的な方法には言及せず、ウクライナのNATO入りを「迂回(うかい)できる」と強調した。
 トランプ大統領は17日、SNSで詳細を明かさず「ロシアに関して大きな進展がある。乞うご期待!」と投稿した。 
〔写真説明〕ウィトコフ米中東担当特使=7月14日、ワシントン(AFP時事)

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