高校生が「じゃこカツバーガー」開発 愛媛県宇和島市

 愛媛県立宇和島水産高校(宇和島市)の生徒が同県の特産「じゃこカツ」と、福井県産のウメやラッキョウを使った「じゃこカツバーガー」を開発した。タルタルソースに練り込まれたウメがじゃこカツの磯の風味に合う仕上がりとなった。
 開発したのは同校2年の池田優芽さんと木村百華さん。福井市に本店を置くコッペパン専門店「コッペ亭」を運営する企業が、宇和島市の業者と取引があった縁から両県の食材を使った商品開発が始まった。
 バーガーはじゃこカツがメインで、ウメのタルタルソースを使ったものや、らっきょうを練り込んだポテトサラダが挟まれたものなど3種類ある。
 6月から石川、福井、岐阜各県の8店舗で販売されている。売れ行きは好調で、1カ月ほどで1000食売れたという。池田さんは「じゃこカツのおいしさを福井県などの方々に知ってもらいたい」と話した。【もぎたて便】

〔写真説明〕愛媛県立宇和島水産高校の生徒が開発した「じゃこカツバーガー」=3日、松山市

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