
プレミアリーグのリヴァプールが、バイエルンによるコロンビア代表FWルイス・ディアスの獲得オファーを拒否したようだ。15日、イギリスメディア『スカイ』などが伝えている。
現在28歳のL・ディアスは、2019年夏にコロンビアのアトレティコ・ジュニオールからポルトへと加入。欧州初挑戦ながら在籍した2年半で公式戦124試合出場39ゴール13アシストをマークし、2022年1月に5年契約でリヴァプールへと加わった。シーズン途中での移籍でありながら出場機会を掴むと、以降も主力として攻撃陣を牽引。クラブが新たにアルネ・スロット監督を迎え入れた今季も、公式戦50試合出場17ゴール5アシストを記録した。
リヴァプールとの現行契約が2027年6月までとなっているL・ディアス。しかし、現時点で契約延長に向けた交渉は進展しておらず、今夏の移籍市場ではバイエルンやバルセロナなどからの関心が噂されている。
そんななかリヴァプールは、バイエルンによる5850万ポンド(約116億円)の獲得オファーを即座に拒否した模様。今月上旬にリヴァプールは、L・ディアスの売却意思がないことをバイエルン側に伝えていたというが、ドイツ王者は選手側が移籍に前向きであると判断し、オファーの提示に踏み切ったとされる。
また、『スカイ・ドイツ』はバイエルンのオファーの契約期間が2029年、もしくは2030年であったと指摘。一方、リヴァプールは依然としてL・ディアスの市場価格を8600万ポンド(約171億円)以上と評価しており、今後も新たなオファーを提示する可能性を報じている。