
日本代表は13日、12日に行われた東アジアE-1サッカー選手権2025 中国代表戦から一夜明け、調整を行った。引き分け以上でE-1連覇が決まる日本、最終戦は開催国の韓国代表との“日韓戦”だ。垣田裕暉は「日本を代表して来ているので負けられないし、サポーターも負けたくない気持ちがあると思う。それに応えないといけないし、戦う姿を見せて勝ちたい」と燃えている。
初招集の垣田はホンコン・チャイナ代表(香港代表)戦でデビューを飾り、前半45分間プレー。22分には川辺駿との見事な連携からジャーメイン良の得点をアシストした。中国代表戦は出番なしに終わり、“優勝決定戦”となる韓国戦での出場、そして初ゴールを目指す。「間違いなく次が一番難しい相手。個人で崩せないのであれば、連携で崩していかないといけないので、連動して動くことが大事」と垣田。「役割はいつも通り。プレスや前で体を張って戦う部分を出していきたい」と意気込んだ。
香港戦はジャーメインが大暴れの4得点、そして中国戦は柏レイソルで同僚の細谷真大がゴールネットを揺らした。FWとして垣田にかかる期待も大きくなるが「FWは得点も必要ですけど、チームが勝つためにプレーしたい」と強調。「自分が出ている時間帯でチームをどういい方向に持っていくことができるか。俺のゴールじゃなくて日本代表が勝つところを見に来ているので、そういった部分で自分自分にならず、チームが勝つためにやりたい」と変わることのないフォア・ザ・チームの姿勢で韓国戦に向かっていく。