
日本代表は13日、12日に行われた東アジアE-1サッカー選手権2025 中国代表戦から一夜明け、調整を行った。
中国戦にスタメン出場した11人に加え、後半からピッチに立った稲垣祥、ジャーメイン良、相馬勇紀はリカバリーに務めた。残るフィールドプレイヤー10人は基礎メニューをこなした後、各ポジションに就いてのシュート練習や狭いコートでのゲーム形式で約1時間ほど汗を流した。10日、11日の練習は個別調整となっていた古賀太陽も合流を果たしている。
短期決戦での3試合という過密スケジュールが続く中、少人数での濃密な練習を終えた垣田裕暉は「今日みたいにハードに動いて、対人をやるとコンディションは上がっていくと思う」とコメント。全体練習終了後には名波浩コーチが配球役となりシュート練習を行い「シュートを打つイメージは湧く」と話した。
12日の中国戦では細谷真大、望月ヘンリー海輝の得点で勝利し、これで2連勝。韓国代表も同じく2連勝を挙げているが、得失点差で上回り首位に立っている。チームの発足から今日でちょうど一週間、稲垣祥は「それぞれ交流を深めて、チームとして勝ちたいという思いも出てきています。いいチームになってきていますし、みんなで優勝を目指しています」と話した。日本の連覇か、韓国の奪還か。最終戦は15日(火)19時24分にキックオフを迎える。
またこの日はソウルにある日本人サッカークラブの子どもたち約65人、コーチや保護者を含めた約150人と交流を実施。選手たちは練習後にサインや記念撮影に丁寧に応じていた。