稲垣祥が初の“日韓戦”へ「特別なものや激しさがある。自分自身もそういう試合は好き」

 日本代表MF稲垣祥(名古屋グランパス)が、東アジアE-1サッカー選手権2025第3節韓国代表戦への意気込みを示した。

 稲垣は初戦の香港戦(6-1)でゴールを挙げ、途中出場となった第2戦でも1アシストを記録して連勝に貢献。ベテランとして若い選手中心のチームを引っ張る稲垣は、「ここが大一番になる。次の結果と、そこでどういうパフォーマンスができるかが大事になってくると思います。(得失点差は)ありますけど、勝つ、勝利を目指すというところは変わっちゃいけない。前半開始の笛が鳴ったところから勝利に向かって戦い続ける姿勢を出していかないと足をすくわれると思うので、そこは徹底していきたいと思います」と、気を引き締め直している。

 日本は中2日、韓国は中3日とコンディションには差があるが「それは言い訳にならない」と稲垣。「会場の雰囲気も変わってきて、若い選手はいつも通りのプレーができないとか、ちょっと浮き足立つかもしれないところもあると思うので、そういうところも自分がしっかり引っ張っていきたい気持ちがあります」と語り、出場すれば自身初となる“日韓戦”への意気込みを示した。

「特別なものや激しさはあると思います。そういうなかでプレーできるのはすごく楽しみです。自分自身もそういう試合は好きなので、とても楽しみにしています」

 また、稲垣は「チームとしてやろうとしていること、やりたいこと、選手の特長、そういうのはほぼほぼ分かってきたし、擦りあってもきている。いい形で韓国戦に臨める手応えは感じています」と、チームの成熟にも手応えを示した。「それぞれ交流も深めていて、チームとしての思い、チームとして勝ちたい思いも出てきている。そういった意味でもいいチームになってきているかなと思います。(トロフィーを掲げるのは)みんな目指していると思います」と、チーム一丸での勝利を目指している。

 韓国代表戦は15日の19時24分キックオフを予定している。

【ハイライト】日本vs中国

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