日本代表DF伊藤洋輝の復帰は3〜4カ月後か…昨夏バイエルン加入も中足骨骨折に苦しむ

 バイエルンに所属する日本代表DF伊藤洋輝は2025-26シーズン序盤戦の欠場を余儀なくされる可能性が高いようだ。9日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 昨年夏にシュトゥットガルトから3000万ユーロ(約51億円)の移籍金でバイエルンへ加入した伊藤。新天地での活躍に期待が寄せられたが、プレシーズンマッチで中足骨を骨折し、公式戦デビューは今年2月までお預けに。復帰後はブンデスリーガで6試合、チャンピオンズリーグ(CL)で2試合に出場したが、3月末に再び中足骨を骨折し、不完全燃焼でバイエルンでの1年目を終えることとなった。

 現在もリハビリに励んでいるという伊藤だが、戦線復帰まではしばらく時間を要することとなりそうだ。『スカイスポーツ』のトルベン・ホフマン記者によると、伊藤は2025-26シーズン最初の数カ月間を欠場する見込みとのこと。ホフマン記者は「残念ながら、伊藤がピッチに復帰するまでには3カ月から4カ月程度かかると言わざるを得ない。3回も同じ箇所を骨折しており、プレーを続けられるか注意深く見守る必要がある」と言及している。

 また、3月の代表戦で右ひざ前十字じん帯を断裂したカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスと、FIFAクラブワールドカップ2025で足首脱臼と腓骨骨折の重傷を負ったドイツ代表MFジャマル・ムシアラも、伊藤と同じくシーズン序盤戦を欠場する見込み。A・デイヴィスは10月末から11月上旬にかけて復帰する可能性があり、ムシアラは4カ月程度の戦線離脱が濃厚と報じられている。

 ブンデスリーガ連覇を目指すバイエルンだが、2025-26シーズン序盤戦は少なくとも3名の選手を欠いた状態での戦いを余儀なくされることとなりそうだ。

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