日本代表の森保一監督、初戦大勝の“Jリーグ選抜”を称賛「普段やっていること、成長のためのチャレンジの両方を見せてくれた」

 日本代表は8日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会・第1節でホンコン・チャイナ代表を6-1で破った。試合後、日本代表を率いる森保一監督がフラッシュインタビューに登場した。

 “Jリーグ選抜”としても注目が集まる一戦は、序盤から日本代表がゴールラッシュを続ける。4分にMF相馬勇紀(FC町田ゼルビア)からのクロスボールをFWジャーメイン良(サンフレッチェ広島)が沈めて先手を取ると、続く10分にも同様の“ホットライン”で追加点。20分にはMF稲垣祥(名古屋グランパス)が豪快なミドルシュートを突き刺すと、22分、26分にもジャーメインがゴールを奪い、5点をリードしてハーフタイムに突入した。

 後半に入ると、セットプレーから1点を返されただけでなく、攻撃でも停滞する時間が続く。それでも後半アディショナルタイム、途中出場していたFW中村草太(サンフレッチェ広島)が単独突破から左足でゴールネットを揺らし、終わってみれば6-1と大勝。東アジア2連覇へ、好スタートを切った。

 試合後、森保監督は、準備期間が短い中、選手たちがミーティング、練習、そして個々のコミュニケーションを用いて、自分たちの良さを出してくれました。チームとしても、初戦の難しい戦いで、チャレンジをして、最高の結果を出してくれたと思います」とコメント。前回の2025明治安田J1リーグから中2日と過密スケジュールの中でのゲームを大勝し、選手たちを称えた。

 また、「存在感や結果を大いに残した」との言葉に対しては、「おっしゃるとおりです」と返答。「選手たちは日頃からJリーグで素晴らしいプレーをしている。レベルの高い中で、鎬を削りながら、やっていることに自信を持って、今日の難しい初戦で思い切って、普段やっていることを出してくれましたし、これからさらに自分を成長させるチャレンジの両方を見せてくれたと思っています」と語った。

 次節は12日に行われ、日本代表は中国代表と対戦する。「中国は初戦を落としましたが、彼らのポテンシャルは高いものがある。我々は今持っている力を、選手個々人で、そしてチームで最大限発揮しながら、中国戦も勝利を目指して、最善の準備、最高の戦いをしたいと思います」と意気込んだ。

【ゴール動画】アジア制覇を狙う“Jリーグ選抜”が6発

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