「体ユサユサ」は飛ばしの合図? 都玲華が明かす“即実践”ルーティン【プロが教える毎日“極・飛ばし術”】

間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか?ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました!毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう!今回は、期待のルーキーのひとり、都玲華。

まだプロテスト合格前でアマチュア選手だった昨年、下部ステップ・アップ・ツアーの「大王海運レディス」で優勝。そして同年11月に4度目の挑戦となったプロテストで合格し、都はルーキーイヤーを戦っている。

今年5月のメジャー大会「ワールドレディスサロンパスカップ」で8位になり、初優勝も期待されるホープに飛距離アップのアドバイスを求めると、「私も飛ばしたい時にやります」という方法を教えてくれた。

それが、「体を左右にユサユサする」という方法。具体的にいうと、アドレスに入った時に、無駄な力を抜くようなイメージで、ゆったり何回かと体を左右に揺らす、というものだ。体をユサユサし、いい脱力感のなか、インパクトの瞬間に最大の出力を発揮するようイメージする。

「すぐに実践できますよ」というこの方法。効能について、本人はこう説明する。

「(スイング)プレーンが外れていると、思いっきり振れない。でも、体をユサユサすることで、自然と(スイングプレーンが)振りやすいところに戻ってきます。しかも、ただユサユサしてるだけではなく、『飛ばすぞ!』っていう気持ちはあるから、無理なくお腹には力が入る。私は、例えば2オンを狙いたい時なんかに、ユサユサした後に、“ウリャーッ!”て声を出して打ちますね(笑)」

スイングの正しい軌道を身につけるための練習器具はよく見かけるが、それをラウンド中に確認・修正するのにもうってつけか。

確かに試してみると、力みを抜こうと無理に考えることなく自然にアドレスがとれるような感覚も得られる。ルーティンとしてしっくり来る…なんていう人も多いかもしれない。

「無駄な力も抜けるし、いい重心バランスも探れるし、おススメですよ。あ、でも継続的にやる練習なら、やっぱり思いっきり素振りをするのが効果的だと思います」

いつもにこやかな都が体をユサユサした時、それすなわち“飛ばすぞ”の合図。試合中の選手の心中にも触れられるアドバイスだった。

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