
日本相撲協会は28日午前、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月13日初日、IGアリーナ=愛知国際アリーナ)の番付編成会議と臨時理事会を開き、東大関大の里(24)=本名中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋=の横綱昇進を満場一致で決めた。
今年1月の初場所後に誕生した豊昇龍に続いて75人目。日本出身の新横綱は大の里の師匠の稀勢の里(現二所ノ関親方)以来、8年ぶりとなる。
理事会後、相撲協会の使者として出羽海理事(元幕内小城乃花)と秀ノ山親方(元大関琴奨菊)が茨城県阿見町の二所ノ関部屋に赴き、大の里と師匠に伝達。大の里は「横綱の地位を汚さぬよう稽古に精進し、唯一無二の横綱を目指します」と口上を述べた。
日体大出身の大の里は3月の春場所に12勝で大関での初賜杯。綱とりに挑んだ先の夏場所は無傷の13連勝で2場所連続4度目の優勝を決め、14勝の好成績で終えた。初土俵から所要13場所での横綱昇進は年6場所制となった1958年以降初土俵の力士で最速。
名古屋場所は、2021年秋場所で番付に白鵬と照ノ富士が並んで以来、東西に横綱がそろう。
〔写真説明〕横綱昇進の伝達式で口上を述べる大の里(中央)。右は師匠の二所ノ関親方=28日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋
〔写真説明〕横綱昇進の伝達式を終え、お祝いのタイを持って笑顔を見せる大の里(中央)=28日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋
『 横綱大の里、誕生=日本出身では8年ぶり―「唯一無二の横綱を」と口上・大相撲 へのコメント 1件 』
唯一無二が今年の流行語大賞?
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