
大阪城公園から大阪・関西万博の会場までの約20キロを自転車で走るスタンプラリー形式のライドイベントが24日、大阪市内で開催された。万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿い、都市と人をつなぐ新しいモビリティーの形を考えるのが狙い。
イベントは、英国の折り畳み自転車ブランド「ブロンプトン」と万博の英国パビリオンのコラボで実現。約40人が参加した。
午前8時半、インバウンド観光客の来場で混雑が始まった大阪城公園を出発。中之島の大阪市中央公会堂や下町情緒が残るエリア、整備された淀川沿いのサイクリングコースなどを経て、午前11時半ごろ、夢洲の万博会場に全員が到着した。
英国パビリオンのトークセッション会場で参加者らを迎えた万博英国政府代表のキャロリン・デービッドソンさんは、「自転車は世界を広げ、(移動の)自由を与えてくれる。街中でも日常的に走りやすいルートが構築されれば、生活はより豊かなものになると思います」と述べた。【もぎたて便】
〔写真説明〕大阪城公園でスタート準備をするライドイベントの参加者ら=24日、大阪市