先週プロ初V・青木香奈子“レギュラー昇格”への現状は? 苦しい立場のQT上位者も…【女子リランキング】

先週は「フジサンケイレディス」が中止になったため、国内女子ツアーはオープンウィークに。各種ランキングに変動はなかったが、ここで1度リランキングの動向をまとめてみよう。
国内女子ツアーは、非シード選手を対象にQTで決まった優先出場順位をシーズン中に並び替えるリランキング制度を導入している。設定された試合終了時点のメルセデス・ランキングに応じて、中盤戦以降の優先順位が変動。フル出場できる目安は、上位30~35位以内と見られる。

第1回リランキングが実施されるのは、6月20~22日開催の「ニチレイレディス」終了後。残り2カ月を切っている。そんな中、現在427.29ptでトップの菅楓華や、ルーキーの2位・入谷響(189.74pt)、同じく3位の荒木優奈(143.20pt)ら上位は、夏場以降の出場権を問題なく手中におさめている状況だ。

では、ボーダー付近はどうなっているのか? 昨季は第1回リランキングまでの試合数が16試合だったのに対し、今季は14試合と減っているため、多少の誤差は出るが、ボーダーラインを仮に30位に設定した場合、昨年の第1回ボーダーは60pt(政田夢乃)だった。これを単純に今年のランキングに照らし合わせると、現在13位の藤田かれん(61.01pt)までは現時点で“第1回クリア確実”といえそうだ。

先週のステップ・アップ・ツアー「大王海運レディス」でプロ初優勝を挙げた青木香奈子は、28.96ptsで現在リランキング26位につける。QTランキング134位のため、前半戦は下部ツアーが主戦場になるが、残り30ptほど稼げば夏場の“レギュラー昇格”も見込める状況だ。今週の「パナソニックオープンレディース」にも出場するため、優勝の勢いそのままにリランキング突破の確定ランプを灯したい。

一方でQTランク上位者の中にも、苦しい立場の選手がいる。QT2位の森井あやめは10.82ptで現在41位。QT5位の小滝水音が8.05ptで47位、QT6位のルーキー・永田加奈恵は2.55ptsで57位など、ここからの上昇を目指す選手たちの動向にも注目だ。

今年のリランキングは、第1回がニチレイレディス終了後、第2回は9月26~28日開催の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」終了後に実施される。

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