町野修斗が公式戦9点目! 4位ライプツィヒ相手に先制弾も、キールは後半に追いつかれドロー

 ホルシュタイン・キールに所属する町野修斗が、19日に行われたブンデスリーガ第30節ライプツィヒ戦で、ゴールを記録した。

 クラブとして初のブンデスリーガを戦う今シーズン、ホルシュタイン・キールは前節終了時点で4勝6分19敗の勝ち点「18」獲得にとどまっており、最下位の18位に沈んでいる。前節はギリギリ残留圏内の15位につけるザンクト・パウリとの直接対決に1-2で敗れており、その差は「11」まで広がった。奇跡の残留をやってのけるには、残る5試合で可能な限り多くの白星が求められる。

 このような状況のなか、今節は4位につける上位ライプツィヒの本拠地『レッドブル・アレーナ』に乗り込んだ。先発出場を果たした町野は、スコアレスで迎えた44分に大仕事を果たす。GKトーマス・デーネが右サイドへ広げると、自陣大外でパスを受けたラッセ・ローゼンブームがダイレクトで背後のスペースへスルーパスを送る。抜け出したスティーヴン・スクリプスキが中央へ折り返すと、最後に仕上げたのは町野。ダイレクトでゴールネットを揺らし、ホルシュタイン・キールに先制点をもたらした。

 ホルシュタイン・キールは1点をリードして後半へ折り返したものの、73分には自陣ボックス内でGKデーネがオペンダを倒してしまい、ライプツィヒにPKが与えられる。このPKをベンヤミン・シェシュコに決められ、試合は振り出しに戻ると、1-1のままタイムアップを迎えた。

 この結果、ホルシュタイン・キールは6試合ぶりの白星とはならず、残留に向けて苦しい状況に立たされている。今季ブンデスリーガ8点目、DFBポカールも含めた公式戦では9点目を挙げた町野は、79分に途中交代でベンチへ下がった。一方、熾烈なチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いに身を置くライプツィヒとしても、最下位相手に痛恨のドローとなり、連勝は「2」で止まった。

 次節は26日に行われ、ホルシュタイン・キールはホームで板倉滉所属のボルシアMGと、ライプツィヒは敵地でフランクフルトと、それぞれ対戦する。

【スコア】
ライプツィヒ 1-1 ホルシュタイン・キール

【得点者】
0-1 44分 町野修斗(ホルシュタイン・キール)
1-1 74分 ベンヤミン・シェシュコ(PK/ライプツィヒ)

externallink関連リンク

●堂安律、左足ミドルで今季9点目! 全3得点に絡む圧巻の活躍でフライブルクを2連勝へ導く●バイエルン、CLベスト8敗退の鬱憤を晴らす4ゴール! ハイデンハイムを粉砕しブンデス首位堅持●ABEMA、ブンデスリーガ優勝争いの行方を無料で3戦連続中継! 首位バイエルン戦を無料生中継●韓国代表DFが2年でバイエルン退団か…チェルシー、ニューカッスル、ユーヴェが関心●ドルトムントの“主砲”ギラシの契約に解除条項が付随?…約97〜122億円で今夏から有効か
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)