画期的な無人潜水艇を米海軍が納入! 低コストで自律航行も可能 その製造方法とは!?

アメリカの新興防衛企業が開発。

海中の情報収集を行う水中ドローン

 アメリカの防衛企業であるアンドゥリルは2025年4月5日、同社初となる自律型無人潜水艇(AUV)の「Dive-LD」をアメリカ海軍に納入したと発表しました。

 Dive-LDは、海中の情報収集、監視、偵察を行う水中ドローンで、海軍で水中ドローンの開発と運用を任務とする第一無人潜水機飛行隊(UUVRON-1)に引き渡されたとのことです。今後は同隊で、実戦を想定した条件下での評価テストが行われる予定です。

 この無人潜水艇は、人間による介入を必要とせずに長時間の作戦行動が可能な自律型で、底のマッピング、通信中継、海底インフラの点検などの任務を遂行するように設計されています。なお、商用向けの同型艇も同社は開発しており、自律航行システムに関しては軍民で違う仕様であることが予想されます。

 また、外装の設計に3Dプリントを使用。内部製造には革新的な技術が組み込まれているそうで、迅速かつコスト効率の高いカスタマイズが可能とのことです。

 アンドゥリルは、Dive-LDがアメリカ海軍のに納入されたことに関して、「海洋環境における幅広い任務に適応できるモジュール式の長時間持続システムに対する関心が高まっていることを示すものである」とし、「Dive-LDは海中での任務に重要な解決案をもたらす」と発表しています。

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