激混み国道1号を通過する“快適バイパス”今秋全通へ 名神・新名神・京滋BPに接続する滋賀「山手幹線」とは

国道1号の渋滞緩和に期待がかかるバイパスが、滋賀県内で2025年秋に開通する見込みです。

湖南~大津に新ルート

 国道1号の渋滞緩和に期待がかかるバイパスが、滋賀県内で2025年秋に開通する見込みです。国土交通省が2025年度の事業概要で、主な開通箇所の一つに挙げています。

 秋の開通に向けて建設が進むのは、国道1号栗東水口道路と、それにつながる県道2号大津能登川長浜線です。この2路線は都市計画道路「山手幹線」として整備が一体的に進められています。

 山手幹線は、湖南市内で国道1号の現道から分岐し、名神高速の栗東湖南ICや新名神高速(大津連絡路)の草津田上ICと接続。その後さらに西進し、国道1号京滋バイパスに合流します。

 秋に残りの計2.9kmが開通すると、この湖南から大津までの新ルートがつながります。名神の南側を並走し、渋滞が頻発する栗東や草津の市街地を迂回することで、現道の渋滞緩和や物流効率化などを図ります。

 道路は、上砥山ランプ(栗東市。県道117号川辺御園線と接続)を境に、東が立体交差の続く国道1号栗東水口道路、西が県道2号大津能登川長浜線です。いずれも道路は4車線で計画されていますが、未開通部分は暫定2車線で開通する予定です。

externallink関連リンク

【これはスゴい!】全通待望の「名神並走バイパス」ルートを見る(地図と写真)名神直結「お城トンネル」に続き…彦根市街‐高速ICに新ルート完成! 「立花船町線」ついに双方通行化「東名つかわず名古屋へ」愛知県民が歓喜!? 「名豊道路」全通のインパクト
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)