30代が一番酒に強い?加齢で酒に弱くなる理由がわかった

20代の頃は浴びるほどお酒を飲めたのに、年齢を重ねるにつれお酒に弱くなってきたなと感じている人も多いようです。そう、加齢でお酒が弱くなる理由についてここでは詳しくご説明しましょう。

理由1、加齢に伴い体内水分量が減少するから
わたしたちが生まれたばかりの赤ちゃんの頃は、体内の水分量の割合は80%と、非常に潤いに満ちた状態であるのですが、歳を重ねるにつれ、この体内の水分量もどんどん減少していきます。具体的には成人男性20代で60%程度、高齢な年齢になってくると50%にまで低下していくといわれています。体内の水分量が少ないほど、血中のアルコール濃度は高くなりやすい傾向にあり、必然とアルコールによる悪影響にさらされやすい状態となってしまうわけ。そのため高齢で体内水分量が少ない人ほど、お酒に弱くなるのは仕方のないことなのです。

原因その2、歳をとるほど肝機能が低下していく
わたしたちは歳を重ねるほど身体機能や内蔵機能が低下していきます。そのうちのひとつが肝機能の低下です。アルコール分解の中心となるのが肝臓であることはみなさんご存知のとおり。肝機能が優れているほどスムースなアルコール分解が行われ、血中のアルコール濃度が高まりすぎることなく体外に排出されていきます。要するにお酒に強い状態だということ。しかし肝機能が弱ければアルコールの分解スピードも処理能力も弱いことを意味するので、血中のアルコール濃度は高まりやすく、アルコールによる悪影響にされやすくなります。ちなみにアルコール分解スピードが最も早いのは30代といわれています。

原因その3、食が細くアルコール分解に必要な栄養素の欠如する
若い頃はビールと一緒に大量のおつまみ、〆にはラーメンを平らげていたという人も多いかと思いますが、歳を重ねれば次第に食も細くなっていきます。しかし食が細くなっていくと、アルコール分解に必要な栄養が不足がちになってしまいます。若い頃にお酒の友としてよく食していたお肉、ナッツ類、枝豆、そしてラーメンなどにはビタミンやミネラル、糖分やアミノ酸など、アルコールによる悪影響から身体を守ってくれる栄養素が意外と多く含まれています。例えば糖分は低血糖による二日酔い症状を防止してくれますし、アラニンやグルタミン酸などのアミノ酸はアルコール代謝を高める働きがありますし、ビタミンはスムースなアルコール分解に欠かせませんし、ミネラルは脱水素酵素の材料となってくれます。食が細くなりアルコール分解に必要な栄養も補給できなくなれば、アルコールによる悪影響にさらされやすくなるのも当然です。

このように加齢に伴いお酒に弱くなるのにも、ちゃんとした原因があるものなのです。併せて(お酒が飲めると人と飲めない人の違いは酵素にあった)もご覧ください。

writer:サプリ編集部

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