久保建英が感じたサウジアラビアの変化とは?「僕らに対応するためシステムまで変えてきた」

 日本代表は25日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選の第8節でサウジアラビア代表と対戦し、0−0で引き分けた。試合後、MF久保建英がメディア対応を行った。

 久保は本大会出場権獲得後の最初の試合となったサウジアラビア戦について、「決して僕たちに気の緩みはなかった」とコメント。続けて、「相手を押し込めたにも関わらず0-0に終わってしまったというのは、僕らみんなで共有して反省もしつつ、各々自分たちのチームに帰ってより一層成長して、また6月みなさんとお会いできるように頑張ります」と口にしている。

 一方で今回の課題について問われると、「ポケットまでは上手く取れていた」と手応えを明かしつつ、「相手もそこは想定していて、ポケットに来たときに2、3人入ってこられた」と説明。「昔のサウジアラビアと違って徹底的に僕らを研究してきて、僕らに対応するためシステムまで変えてきた」と相手の変化を分析しながら「僕ら選手が特に30分辺りからワンサイドゲームになった時に、もう少し工夫が欲しかった。最後のところまでいけたので、あとはそこを決め切るのが強いチーム」と述べた。

 また、前半に比べて攻撃の停滞感が目立った後半については、「速攻というよりは少し時間をかけた攻撃に切り替えたという部分もある。押し込んでいると足が止まって見えるっていうのは同時に起きてしまう現象」と主張。「僕らが違ったトライをしているなかで、そう見えたのかもしれない」と見解を示している。

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