「西日本最大のターミナル」駅前が大変貌!“貨物駅跡地のオアシス”で巨大ビル群が開業へ こんなところに「温泉」を!?

梅田貨物駅の跡地「うめきた」の大規模複合開発「グラングリーン大阪」が、いよいよ2025年3月21日(金)に本格始動を迎えます。

「グラングリーン大阪」南館が21日開業

西日本最大のターミナル駅である大阪駅の隣で、2013(平成25)年3月に廃止された「梅田貨物駅」。その跡地「うめきた」の大規模複合開発「グラングリーン大阪」で、いよいよ2025年3月21日(金)に南館が開業を迎えます。

 うめきたエリアでは、2013年に「グランフロント大阪」が開業。それから貨物駅の廃止後も残されていた梅田貨物線は地下化され、JR大阪駅に地下ホームが設けられるなど大きく変化しました。「グラングリーン大阪」は「グランフロント大阪」に続く2期開発という位置づけで、両者はデッキでつながっています。

「グラングリーン大阪」は、JR大阪駅に直結する「うめきた公園」を中心とした再開発プロジェクトです。この公園は大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模で、芝生広場や噴水、座ってくつろげるスペースがいくつもあります。春は桜、夏は水景、秋は紅葉、冬はイルミネーションなど、四季折々の風景を楽しむことができるようになっています。

 敷地は南街区と北街区に分かれており、三菱地所を代表企業とする9社JVが開発を推進しています。2024年9月6日に北街区と公園の一部が先行まちびらきを迎え、今回の南館の開業で、いよいよ本格始動となります。

 三菱地所の神林祐一 関西支店グラングリーン大阪室長は「先行まちびらき以降、1000万人を超える来場者を記録し、老若男女や平日休日を問わず様々な時間帯で来場いただいています。うめきた公園では、半年で約50件以上のイベントが開催されました」と話します。緑が少ないといわれていた大阪で、都心の貴重なオアシスとして親しまれているようです。

アジア初進出のフードマーケットや温泉も

 南館はJR大阪駅(うめきた地下口)に直結する好立地。「グラングリーン大阪パークタワー」「同サウスタワー」「同ゲートタワー」の3棟の高層ビルが立ち並ぶエリアで、主に55店舗の商業施設、オフィス、ホテル、MICE(カンファレンス、多目的ホール)などが入ります。

 商業施設にはアジア初進出となる、食と文化を体験可能な大規模フードマーケット「タイムアウトマーケット オオサカ」などが地下1階に開業する予定。約3000平方メートルのスペースに関西エリアならではのレストランやバーが出店します。

 また、3~4階には関西最大級の健康増進施設となる都市型スパ「うめきた温泉 蓮」も入ることが特徴です。ここは「アクアジム&ジャグジープール」や、うめきた公園を一望できる「屋外温水インフィニティプール」など充実した設備を誇ります。

 南館は「うめきた公園」に隣接しているため、「仕事終わりや買い物の合間に公園で一息つく」といった過ごし方が可能です。都心部での大型開発ですが、「自然との調和」が特に意識された空間が最大の特徴と言えるでしょう。

 なお、南館が開業することで「グラングリーン大阪」は全体の約7割が完成となります。今後はうめきた公園後行工区(ノースパークの一部)なども開業し、2027年度に全体まちびらきを迎える予定です。

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